各種保険について
健康保険
健康保険とは、保険料を支払うことにより業務上(通勤)以外で被った疾病・負傷などの給付を受ける仕組みのこと。また、休業・分娩・死亡等への給付もある。
健康保険は、全国健康保険協会、健康保険組合、国民健康保険があり、いずれかの加入が義務づけられている。
会社員の健康保険料は、給与や賞与に一定の保険料率をかけたものを会社と従業員が原則的に折半で負担する。
介護保険
介護保険とは、40歳になった月から保険料を支払い、介護が必要な人が適切な介護サービスを受けれるように支える仕組み。
年金保険
年金保険は、厚生年金(民間企業の労働者が加入する制度)と国民年金(厚生年金に加入していない日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人)があり、働けなくなった時に条件により老齢年金、障害年金遺族年金が支払われる。
雇用保険(厚生労働省、公共職業安定所が管轄)
労働者が失業した場合などに、生活の補助や再就職を促進するために必要な給付を行う保険です。
失業したときに受けられる手当は、基本的に離職の日以前の2年間に、11日以上出勤した月が12ケ月以上加入が必要。会社の都合(倒産、解雇等)により失業した場合は期間が6ケ月に短縮される。
雇用保険の保険料は、事業主と労働者でそれぞれ負担するように定められています。
労働保険(労働基準監督署が管轄)
労働保険とは、労働者災害補償保険(一般的に「労災保険」といいます。)と雇用保険との総称です。
労災保険は、労働者が業務上や通勤途中で事故や災害にあってケガをした場合、仕事が原因で病気に見舞われた時等に被保険者や遺族を保護するため必要な保険給付をおこなうものです。
労働保険の保険料は、全額会社負担で、すべての労働者が対象となる。